食べてはいけないキャットフード、買わないほうがいいキャットフード、詳しく解説

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【徹底解説】食べてはいけない・買わない方がいいキャットフードとは?【実名】

キャットフードを選ぶとき、パッケージの裏の成分表を見ますか?

本当に安全で、猫にとって健康的な食事を提供しているのはどのブランドなのかは、素人にはなかなか見抜けないものです。

この記事では、猫の健康を第一に考える飼い主さん必見のポイントをお伝えします。何を隠して、何をアピールしているのか。"必要最低限の表示しかない"キャットフードに隠された、知られざる真実とは?

また、週刊新潮が報じた「食べてはいけないキャットフード実名」にも触れつつ、どのように成分表示を読み解き、最も安全で健康的な選択をするかのヒントを提供します。

安全なキャットフード選びに自信を持ちたい方は、ぜひ最後までお読みください。

成分一覧

今回紹介する成分の一覧です。

詳細は徹底調査の上、記事内で解説しています。

  • 「合成着色料」
  • 「亜硝酸ナトリウムとソルビン酸」
  • 「BHAとBHT」
  • 「プロピレングリコール」
  • 「廃棄肉」
  • 「穀類」

※商品名は2018年のもの

メーカー商品名
日清ペットフード懐石zeppin 5つのごちそう
キャラットミックス まぐろ仕立ての味わいブレンド
ねこ福 チキン仕立て
キャラット5つの味 飽きやすい成猫用 海の幸
キャラットミックス ネオ かつお仕立ての味わいブレンド
和の究み 11歳からケアを始めたい高齢猫用うまみかつお味
日本ペットフードコンボ®まぐろ味・カニカマ・小魚添え
コンボ®プレゼント まぐろとお肉味
ミオ®まぐろ味ミックス
ミオ®おいしくって毛玉対応 ミックス味
コンボ®プレゼント 男の子 ビーフ味
ビューティープロ® 1歳から成猫用 室内猫用 毛玉対応 チキン味
ネスレ日本モンプチ®7種のブレンド
フリスキー®室内猫用
ピュリナワン®室内飼い猫用1歳以上 サーモン
ピュリナ®フィリックス我慢できない隠し味ゼリー
ゼリー仕立てチキン&ほうれん草味
ピュリナ®フィリックスやわらかグリル 子ねこ用
ゼリー仕立て チキン
ピュリナ®モンプチ®ボックス
7種のブレンド(しらす入り)
ピュリナ®モンプチ®ラ・キュイジーヌ®
あらほぐし仕立て若鳥のロースト
ピュリナ®モンプチ®クリスピーキッス®
バラエティパックシーフードセレクト・チーズ
&チキンセレクト・ミックスグリルセレクト
ピュリナワン®下部尿路の健康維持 1歳以上 サーモン
ペットラインキャネットチップ こく旨リッチお肉&野菜入りグルメ
キャネットチップ お肉とお魚ミックス
メディファス 室内猫用 1歳から チキン&フィッシュ味
マースジャパンカルカン®まぐろと野菜味
アイムス 成猫用 インドアキャット チキン
シーバ ® ドゥ マルシェ 海の幸ディッシュ
シーバ®デュオ®贅沢お魚味グルメセレクション
シーバ®デュオプラスヘアボールクリア
ニュートロ ナチュラルチョイス
食にこだわる猫用アダルト チキン
ニュートロ ワイルドレシピ
アダルト 白身魚 成猫用
猫用グリニーズ歯みがき専用スナック
香味サーモン味
ドリーミーズ® シーフード味
アイムス 成猫用 避妊・去勢後の健康維持 チキン
ユニ・チャーム銀のスプーン®贅沢うまみ仕立て お魚づくし
銀のスプーン®三ツ星グルメ®お魚レシピ
ねこ元気®お魚とお肉ミックス
銀のスプーン®おいしい顔が見られるおやつ
カリカリシーフードかつお節入り
ドギーマンハヤシまたたび入り ねこちゃんジャーキー
ねこ紗 プレーン
キャティースナックバリュー
たい風味の減塩スライスかまぼこ
やわらかい ふわふわササミ
猫の毛玉ケアスナック® まぐろ味
ロイヤルカナンジャポンロイヤルカナン®成猫用
アメリカンショートヘアー
ロイヤルカナン® 適正体重の維持が難しい
高齢猫用 エイジングステアライズド 12+
参考:週刊新潮

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Contents
  1. 買わないほうがいい危ないキャットフードは「隠している商品」のこと
  2. メーカーを批判するのではなく"自分の知識レベル"を高めることが大切
  3. 成分バランスが良く、公表性が高いおすすめのキャットフードは…
  4. 「食べてはいけないキャットフード実名」とは、2018年に週刊新潮に掲載された健康に良くないとされるキャットフードのこと
  5. 「合成着色料」使用商品の実名と現在の状況
  6. 合成着色料(赤色2号、赤色102号、赤色106号)の危険性を調査
  7. 「発がん性警告」商品の実名と現在の状況

買わないほうがいい危ないキャットフードは「隠している商品」のこと

キャットフードを購入すると、パッケージの裏や側面などに様々な「成分や特徴」が書かれていて、その製品の特徴や使っている原材料の詳細な紹介が載っています。

ハッピーキャットアトランティックサーモン外装裏面シール拡大
画像はハッピーキャット(紹介記事:tonko-nikki.com)

その内容を大きく分けると、記載しないといけない成分の表示と、記載の必要が無いがアピールのために載せている表示があります。

記載しないといけない表示は、「愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律」(ペットフード安全法)によって決められているため、どの商品も同じような内容が載っているはずです。

問題なのは、記載の必要がない表示

一見すると"?”となるかもしれませんが、記載の必要のない表示だからこそ、そのキャットフードの信ぴょう性を読み取ることができます。

私が考える成分バランスが良く公表性が高いおすすめのキャットフードは、後で紹介するのでこのまま読み進めてください。もしすぐに見たいという方は、見出し「成分バランスが良く、公表性が高いおすすめのキャットフードは…」まで移動してください。

"必要性のない表示"は記載するとプラスになることしかない

記載の必要がないので書かれていなくても問題はありませんが、記載することでメーカーにとってはプラスになることしかありません。

そこに書かれているのはその商品の特徴ともいえる「強み」だからです。

原材料は〇〇産の新鮮な独自の原材料を使用している

pHを〇〇に設定、〇〇も配合して健康に配慮している

などといった表記はまさしくそれに当てはまります。

このような表示は一切表示する必要もなく、表示すれば売る側のメーカーにとってはプラスにしかなりません。

必要のない「成分値」の詳細表記はさらにプラスになる!

炭水化物量は〇〇

マグネシウム量は〇〇、ナトリウム量は〇〇

このような"成分"に関する詳細な「成分値」が表記されている商品はメーカーにとってさらにプラスになります。必要のないうえに、細かいところまで"配慮しているキャットフードです"というアピールにつながるからです。

このような詳細な成分表記があるキャットフードはその項目に関してはこだわりを持っている証と言えるでしょう。

「隠している」理由は記載すると"マイナスイメージ"になってしまうから

ここまで必要性のない表示が書かれているものは、プラスになると説明してきました。

それならばなぜ、細かい表示まで書かれていない商品があるのか?

答えは単純です。

マイナスイメージになってしまうから」です。

例えば一般的なキャットフードのマグネシウム量が0.1%だったとします。その中で「うちの商品のマグネシウム量は0.13%です」という商品があったらどうでしょうか。

「・・・少し、多くない?」って思いませんか。

人によってその感じ方は違うので一概には言えませんが、違和感を覚える人がいると思います。またこういったマグネシウム量などの、猫の健康に関する情報はネットなどで取り上げられやすいです。

そんな中で「マグネシウム量は0.13%」などと表記しておくと、「あの商品は他の商品に比べてマグネシウム量がやや多いです」と紹介されてしまいます。

するとどうなるでしょうか。やはり避けてしまう人が出てくると思います。

ちなみにマグネシウム量は上限値が設定されていません(AAFCO)。

上限値は設定されていないので、多くても何の問題もなくメーカーとしては販売することができます。

メーカーを批判するのではなく"自分の知識レベル"を高めることが大切

都合の悪い表示は書きませんし、悪いイメージが付きそうな成分値は表示しません。

これは当たり前のことです。

私がどうしてもその商品を売らなければならないとなれば、同じことをします。なぜなら売らなければならないからです。

ましてや違反でないとするならばなおさら、メーカーとしては当然のことをしているだけです。

なので表示、あるいは公表されている情報が少ないからといって、決してメーカーを批判することはしないでください

そういった批判はキャットフード業界全体に悪影響を及ぼし、結果として良質なフードを提供できなくなってしまうかもしれません。

唯一いま私たちに出来る大切なことは、「自分で優良品を見極める」ことです。

自信をもって公表している公表性が高いメーカーやキャットフードを見極めて、愛猫のために本当に良いキャットフードを見つけてあげましょう。

原材料や成分値、公表性などの独自基準で評価したキャットフードを知りたい方は「【300種類を徹底比較】おすすめキャットフードランキング|安全な猫の餌は?」で紹介しているので、そちらをご覧になってください。

この次では、数多くある優良品の中でも成分バランスに優れ、公表性が高いおすすめのキャットフードを紹介します。

成分バランスが良く、公表性が高いおすすめのキャットフードは…

私がおすすめする成分バランスが良く、公表性も高いキャットフードは「グランツキャットフード」です。

その理由を説明します。

理由① 公表性が高い

成分バランスだけがいいキャットフードなら数多くあれども、公表性も高いとなれば話は別です。

下記は公式ホームページで公表されている成分値一覧です。

単位の%、以上、以下は省略

項目グランツ
チキン&サーモン
カナガン
チキン
犬猫生活
オールステージ
国産の生鶏肉
ピュリナワン
インドアキャット
チキン
ニュートロ
ナチュラルチョイス
室内猫用
アダルトチキン
ロイヤルカナン
インドア
マグネシウム0.090.130.12
ナトリウム0.60.28
カルシウム1.61.581.410.60.9
リン1.11.11.080.5
オメガ60.72.991.951.23
オメガ30.50.820.580.01
原料%脱水チキン 30
フレッシュチキン 15
脱水サーモン 14
チキンファット 10
チキンプロテイン 2
サーモンオイル 0.8
乾燥チキン 35.5
チキン生肉 25
チキンオイル 4.2
乾燥卵 4
チキングレイビー 2.3
サーモンオイル 1.2
    ー        ー         ー        ー   
公式ホームページ参考(犬猫生活はLPページ)
代表的な成分値

すべてのキャットフードを紹介は出来ないのであくまで一例ですが、よく目にする有名なキャットフードと比較して、グランツの公表性が高いことが分かります。

もちろん書かれていないからといって、ここで紹介しているキャットフードはどれも一流メーカーによるものであり、成分値はおそらく基準通りの配合量が保障されていることでしょう。

しかし消費者目線での「愛猫のために安全なキャットフードを選びたい」という気持ちに対しての公表性には、少しばかりの差を感じざるを得ません。

ただ、書かれていないからといって秘密にしているわけではなく、カナガンを販売しているレティシアンでは、問い合わせをすれば細かい成分値も教えてくれます。

犬猫生活はマグネシウムが少し高めな点が気になりますが、その他の成分値はしっかりと公表されている点は付け加えておきます。

理由② エネルギー量が多すぎず少なすぎず

グランツには3種類あり、それぞれのタンパク質、脂肪、エネルギー量が多すぎず少なすぎず丁度よく調整されている点です。

以上・以下は省力

項目グランツ
チキン&サーモン
グランツ
チキン
グランツ
サーモン
タンパク質36%32%32%
脂肪17%15%16%
エネルギー361kcal358kcal361kcal

最近多くネット上で見かける高価なキャットフード。

比較的高エネルギーで高タンパク高脂肪の商品が多め、中には少なめの商品もあります。

  • カナガン チキン
    • タンパク質:34%
    • 脂肪:16.7%
    • エネルギー:405kcal
  • モグニャン
    • タンパク質:27%
    • 脂肪:11%
    • エネルギー:379kcal
  • ロニー
    • タンパク質:36%
    • 脂肪:20%
    • エネルギー:410kcal

ここで比較している商品はあくまで一部ですが、それでもグランツの多すぎず少なすぎず丁度よく調整されていることが分かります。

もちろん猫によって適正な成分バランスは変わってくるので、万猫(万人)受けする訳ではないですが、数多くの猫にマッチするのは間違いない事実です。

理由③ 当たり前だが良質な原材料

これは優良品と言われるキャットフード全般に当てはまることなので、あえてここでは説明しません。

グランツももちろん安全性の高い良質な原材料が使用されています。

詳しく知りたい方はこちらの「グランツキャットフード口コミ|実物レビューと成分分析で徹底評価!」で紹介しているのでそちらをご覧になってください。

以上3つの理由からグランツキャットフードが公表性が高く、それでいて成分バランスや原材料も良質で優れたキャットフードであることが証明できます。

他にも優良なキャットフードはありますが、キャットフード選びに迷ったらバランスよく整ったグランツをおすすめします。

公式:GRANDS-グランツ

GRANDS(グランツ)

その他の優良なキャットフードを知りたい方は、「【300種類を徹底比較】おすすめキャットフードランキング|安全な猫の餌は?」で紹介しているので、そちらをご覧になってください。


このあとでは、表示の内容に関しての大きな話題になった記事を紹介します。

この記事に関しては「表記の必要がある成分」についてですが、載っていたのが大きな影響力がある拡散性があるメディア。メーカーとしては悩ましいところであるかもしれません。

週刊新潮『「愛猫」「愛犬」が食べてはいけない「ペットフード」』。

よかったら見て行ってください。主に猫の内容に特化して解説しています。

「食べてはいけないキャットフード実名」とは、2018年に週刊新潮に掲載された健康に良くないとされるキャットフードのこと

2018年に発売された"週刊新潮″に掲載されている内容です。

週刊新潮には『「愛猫」「愛犬」が食べてはいけない「ペットフード」』称して紹介されています。

週刊新潮食べてはいけないキャットフード実名

ネット上でも同じく2018年に同様の内容が"デイリー新潮"に掲載されています。

2018年に掲載のデイリー新潮

掲載されている内容は以下のような内容になります。

掲載されたタイトル一覧(デイリー新潮)

  • 使用目的は飼い主を満足させるだけ…「危ない合成着色料」 愛猫・愛犬が食べてはいけない「ペットフード」実名リスト
  • 発がん性」警告の21商品、着色料&相乗毒性“ワースト14商品” 愛猫・愛犬が食べてはいけない「ペットフード」実名リスト
  • 海外で食品使用NGの有害物質! ラットでがん発生「酸化防止剤」入り商品 愛猫・愛犬が食べてはいけない「ペットフード」実名リスト
  • 猫には禁止でも犬ならOK? EUで使用制限の「保湿剤」が日本では野放しに… 愛猫・愛犬が食べてはいけない「ペットフード」実名リスト
  • これが主食なら「短命」との衝撃データ! ヒトには使用されない「廃棄肉」商品 愛猫・愛犬が食べてはいけない「ペットフード」実名リスト
  • “ジャーキー”“ささみ”でも実は… 穀類主体フードで「胃腸炎」「アレルギー」多発 愛猫・愛犬が食べてはいけない「ペットフード」実名リスト

「合成着色料」使用商品の実名と現在の状況

※「合成着色料」は当時の表現を使用しています(現在は着色料)[食品表示基準の改正|caa.go.jp]

週刊新潮危ない合成着色料

【使用目的は飼い主を満足させるだけ…「危ない合成着色料」 愛猫・愛犬が食べてはいけない「ペットフード」実名リスト】に記載されている商品は下記の商品です。

2018年当時の記載内容と現在で合成着色料の使用具合に、どのような変化があったかを紹介します。

合成着色料(赤色2号、赤色102号、赤色106号)の危険性を調査

※「合成着色料」は当時の表現を使用しています(現在は着色料)[食品表示基準の改正|caa.go.jp]

合成着色料

合成着色料の中で人の健康を害する恐れがあるものは、既に使用禁止となっていて、基本的には使用が認められたものしかなく、安全性が保障されているはずです。

しかし現在も使用されている合成着色料の中には、大量に摂取すると健康を害する危険があるものや、海外ではその危険性から使用禁止となっているものもあり、現在使用されている合成着色料が、今後も確実に安全と言えるかについても疑問点が残ります。

「赤色2号」は1976年にアメリカではすでに使用禁止となっている

食用赤色2号(アマランス|FD&C Red #2)は、昭和51年(1976年)にアメリカにて発がん性が疑われる試験結果が得られたため、FDA(米国食品医薬品局)の添加物使用リストから削除され、使用禁止の措置が取られました。[fda.gov|着色料スタータスリスト]

しかし私たちの日本においては、いまだに使用禁止とはなっていません。

アメリカで使用禁止となってから、かれこれ45年も経つのに使用禁止となっていないのはなぜなのか…。

調べてみるとそれなりの納得する理由がありました。

日本はアメリカでの実験結果を「発がん性を疑う根拠にはならず」と判断した

日本ではアメリカで使用禁止になったのと同じ年(1976年)に、アメリカでの実験結果のデータを、食品衛生調査会などによって検討を行った結果、実験実施の経緯に問題点があるとして、その実験結果を参考にしませんでした。[science.org|失敗した実験は赤い染料No.2の禁止に…]

問題点を記します。

問題点① 実験中に赤色2号の投与量ごとに分かれていたラットが混ざった

実験は赤色2号の与える量を、「0, 0.003, 0.03, 0.3, 3%」(mg/kgでは0, 1.5, 15, 150, 1500)の5つのグループに分けて実験を行った。

しかしその実験を行っている中で、ケージによって分けられていたラットが不注意によって、違うグループのケージに入ってしまい、100%正確な投与量を判断することができなくなってしまった。

問題点② 実験途中で死んだラットの速やかな解剖が行われず、データが不足

実験途中に何らかの理由で亡くなったラットに対して、検証する解剖が速やかに行われなかったため、本来得ることができたデータを取ることができなかった。

問題点③ 実験途中で死んだラットが多く、有効なデータが少なかった

500匹を対象にして行われた実験で、最終的に適切な解剖が行われたラットが96匹しかいなく、有効なデータ数が少なすぎた。

問題点④ 与える量の多い少ないで変化した良性・悪性腫瘍の判断の過程が不明確で、各ラットとの関係性も分からない

有効データが取れたラットの中で、与える量の多いグループと少ないグループで、良性腫瘍と悪性腫瘍になったラット数に誤差ではない差があったとしながら、その判断する過程が不明であること。

また良性・悪性腫瘍と各ラットのつながりの詳細も分からない。

上記の理由によってアメリカでのデータは正しい判断をすることができないとして、参考にしませんでした。

"参考にしなかった"というよりも、"参考にできなかった"の表現が合っているかもしれません。

専門家が集まったJECFAにおいても「発がん性は認められない」との結論が出た

JECFAとは"Joint FAO/WHO Expert Committee on Food Additives"の頭文字で、日本名で"FAO/WHO合同食品添加物専門家会議"と言います。

日本名の中の「FAO」は国際連合食糧農業機関、「WHO」は世界保健機関です。

JECFAはこの世界的な2つの機関が合同で運営する専門家の集まりで、世界各国などに科学的に助言する機関として、添加物や汚染物質、動物用医薬品などの安全性評価を行っています。

そのJECFAによっても試験が行われ、「発がん性は認められない」という結論に至っています。

  • 1975年 暫定ADIは0-0.75mg/kg体重とする。標準的なサンプルを用いた国際的な共同研究を実施を要求。
  • 1978年 2種のラットを用いた催奇形性試験では催奇形性はないと判断。経口的に摂取される場合は発がん性はないだろうと判断(アメリカの試験結果は不備があったため参考にできなかった)。長期投与による追加試験を要求。
  • 1984年 ラットにおける子宮内暴露期間を含んだ長期混餌投与試験の結果、発がん性はないと判断。ADI:0-0.5mg/kg体重が設定。[sciencedirect.com|子宮内被爆動物を用いたラットにおけるアマランスの長期毒性試験]

EUにおいてもアマランスは認可され、ADIは0-0.8mg/kg体重と設定されています。[efsa.europa.eu|アマランスの再評価]

「赤色102号」はアメリカ、カナダで使用禁止となっている

赤色102号

赤色102号(New Coccine, Ponceau 4R)はアレルギー毒性などがあるとして、アメリカとカナダで使用禁止となっています。

発がん性については、確認されていないようです。

キャットフード1kgあたり31 mg までは安全であるとされている

EFSA(European Food Safety Authority,欧州食品安全機関)ではキャットフード1kgあたり31 mg までは安全であると結論付けています。[efsa.onlinelibrary.wiley.com|]

目や皮膚への影響はデータ不足のため、未評価となっています。

「赤色106号」は日本以外のほとんどの国で使用禁止となっている

赤色106号

赤色106号に関する論文は発見できませんでしたが、様々なサイトで発がん性があるとされているといった情報があり、世界各国で使用禁止となっているようです。

そんな中で、体内に取り込む量が微量であることから、許容範囲とみなし、日本では使用されています。多く摂取すれば危険であることには変わりないので、摂取しないことが望ましいでしょう。

使用禁止としないということは、使用したいというメーカーがあるということなのかもしれません…。

事実であれば発がん性のリスクがあるのに、使用するのは誰のためなのでしょうか?

この後は合成着色料で実際に起こった2つの事例を紹介します。

今、当たり前に使われているものが、明日も使われているとは限らない

アカネ色素の例はあまりないかもしれません。

確かにすべての成分や出来事でそんなことを考えていたら、暮らしていけなくなってしまいそうですが、可能性は0ではないということは確かです。

特に猫に関しては、その生態や危険な成分などの解明は、人に比べるとまだまだ未解明な点が多いのが現実です。

そういった中で私たちにできることは自己防衛しかありません。要は少しでも危険なものは避けるということです。そうすることで、100%とはいかないまでも、愛猫を害のある成分などから守ることができます。

ネットなどで情報があふれる現代では、食物の安全性は自己防衛がもっとも最善な選択と言えそうです。

「発がん性警告」商品の実名と現在の状況

※発がん性警告は週刊新潮の表現を引用

亜硝酸ナトリウムとソルビン酸の相乗毒性 週刊新潮

問題の中心は「亜硝酸ナトリウム」と「ソルビン酸」の"相乗毒性"?

ここで問題とされているのが「相乗毒性」と呼ばれるものです。

相乗毒性とは?

・相乗とは
 ⇒二つ以上の要素が相互に効果を強めあうこと[出典: Oxford Languages]。

・毒性とは
 ⇒ある物質が生物に悪影響を与える性質のこと[出典: 食品安全委員会 (fsc.go.jp)]

・相乗毒性とは
 ⇒二つ以上の物質が相互に効果を強め、生物に悪影響を与える性質のこと

亜硝酸ナトリウムとソルビン酸を同時に摂取するときの相乗毒性について危険性をうたっていますが、ひも解いていくと、どうやら亜硝酸ナトリウムの危険性がメインとなるようです。

相乗毒性うんぬんの前に、亜硝酸ナトリウムの主成分である亜硝酸塩そのものの毒性が焦点となっています。

亜硝酸ナトリウムはアミンとの反応で発がん性物質ができてしまう

亜硝酸ナトリウムの主成分の亜硝酸塩と、魚介類に多く含まれているアミン類※が反応すると、ニトロソ化合物の一つ「ニトロソアミン」が生成されてしまいます。

ニトロソアミンは発がん性があり[亜硝酸塩と発がん性ニトロソアミン(jstage.jst.go.jp)]、食物を摂取する際などに注意が必要な物質です。

※[食品中のニトロソアミンに関する研究(jstage.jst.go.jp)]

つまりソルビン酸なしでも亜硝酸ナトリウムは注意が必要な物質ということです。

また亜硝酸ナトリウムの特性として、血管拡張作用やメトヘモグロビン生成などがあります。メトヘモグロビンが過剰になりすぎるとメトヘモグロビン血症となってしまうため注意が必要です。

キャットフードの亜硝酸ナトリウム使用量はペットフード安全法によって決められているが・・・

亜硝酸ナトリウムは毒性影響も持つことから、ペットフード安全法によって使用量の上限値が決められています(100ppmまたは100mg / kg)。

参考[ペットフード安全法|亜硝酸ナトリウムの基準値(env.go.jp)]

しかしこの基準は世界的に見ると少し甘い基準かもしれません。

EUでは20mg/kg、AAFCOでは≤20ppmまたは20mg/kgが推奨されている

日本のペットフード安全法によって決められている亜硝酸ナトリウムの量は世界的に見ると少し多いようです。海外での基準としている量は日本の1/5となっていて、いかに日本の基準が甘いかが分かります。

また人間用の上限値から猫用の上限値を算出すると、さらにその危険さが浮き彫りになります。

ウェットキャットフード中の亜硝酸ナトリウムの上限の計算:日本では、2015年からペットフード中の亜硝酸ナトリウムの規制が始まり、許容レベルは人間が消費する食品の許容レベルとは異なります。そこで、亜硝酸ナトリウムの1日許容摂取量(ADI)をもとに、キャットフードに設定する濃度の算出を試みた。

亜硝酸ナトリウムのADIは0.07 mg / kg体重/日です。したがって、体重1kgの猫は1日あたり最大0.07mgの亜硝酸塩を摂取することができます。たとえば、ウェット食品のサンプル番号31(水分含有量約85%、1日の推奨部分が約100 g / kg体重)を考慮すると、その食品のADIは次のようになります。

0.07 mg/100 g=0.7 ppm

ペットフード安全法の成分規格に準拠するために、水分含有量を10%に補正すると、キャットフードに残留できる亜硝酸塩濃度は

0.7 ppm × (100 − 10)%/(100−85)%=4.2 ppm

この値に基づいて、テストした33サンプルのうち8サンプルが濃度基準を超えます。さらに、亜硝酸ナトリウムに変換すると、

4.2 ×(亜硝酸ナトリウム分子量)/(亜硝酸イオン分子量)=6.3ppm

この値は、100ppm未満の現在の法的規制基準よりもはるかに低くなっています。

animalnutrition.imedpub.com

あくまで例ですが人間用の基準量を当てはめるとはるかに少ない量になります。

ソルビン酸単独での毒性はないとされている

様々な環境での試験を行い、その上で発がん性に関しては"なし"と判断されています。

そのほかにも安全性に懸念がある毒性影響は、5.0%投与量の範囲内では確認できないことから、毒性はないとされています[ソルビン酸添加物評価書(mhlw.go.jp)]。

遺伝毒性については、一部 in vitro 染色体異常試験、SCE 試験において陽性の報告がありますが、その他の同様の試験結果については、ほとんどの試験が陰性となっていることから、問題となるような遺伝毒性はないものとされています。

相乗毒性は「"in vitro"=試験管内」環境でのみ起きる

亜硝酸ナトリウムとソルビン酸による相乗毒性は、今のところ「限られた環境内でのみ」起きることが確認されています[亜硝酸ナトリウムとソルビン酸の反応について(jstage.jst.go.jp)]。

ここで示されている限られた環境とは、「亜硝酸ナトリウムの溶液を、蒸留水中0.5モルのソルビン酸で懸濁した溶液に室温で加え、90℃の湯銭で1時間加熱した」という特殊な実験環境の中の一つです。

この環境は人の体内や食品加工の工程において起こりえないとされていて、あくまで実験環境でのみ起きると考えられます。

明日、新しい研究結果が出ないとは言い切れない

しかしながら、猫の生態に関しては不明確なことが多いことから100%安全とは言い切れないかもしれません。

明日、新しい事実が判明して突如安全とされていた成分が危険成分となる可能性も考えられます。

そう考えるとやはり愛猫を守るためには、できるだけリスクは避ける選択をしていきたいものです。

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