世界でも有数のキャットフード「オリジン」。
5年間で55億食もの数を送り出し、全世界の猫に愛されています。
この記事では、そんな世界に名をはせるオリジンキャットフードについて、独自の調査をもとに、メーカーと製造工場の情報やリニューアルに伴って変更された内容、新商品「ガーディアン8」の情報までを紹介しています。
その他にも、オリジンキャットフード全7種類の特徴や成分値の紹介はもちろんのこと、タンパク質などの栄養素ごとの配合量をランク形式で紹介しています。
さらには、口コミや価格情報までオリジンキャットフードについての情報を完全網羅しています。
ぜひ最後まで目を通してもらって、愛猫に最適なキャットフードを選び、幸せな猫くらしをしていきましょう!
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オリジンの製造メーカーと製造工場の情報
ここではオリジンを製造しているメーカーと製造工場、またはそれらに関する情報を紹介していきます。
製造メーカーは
「Champion Petfoods|チャンピオンペットフーズ」
オリジンの製造を行っているのは、1985年設立された「Champion Petfoods/チャンピオンペットフーズ社」によって製造されています。
チャンピオンペットフーズでは、オリジンのほかにもアカナシリーズも手掛けており、35年以上にわたってペットフード製造に携わっており、過去5年間においては、全世界で「55億食」以上のフードを提供しています。
世界でも、プレミアムペットフード会社のトップ5に入るともされていて、世界中からも注目されている企業です。
保有している製造工場は全部で3つ
チャンピオンペットフーズ社のキャットフード製造している工場は、全部で3つあります。
1つ目がカナダのアルバータ州モリンビルにある「ノーススター」。2つ目がケンタッキー州オーバーンにある「ドッグスター」。3つ目が最新設備がそろったカナダのアルバータ州アチソンにある「ニューノーススター」になります。
製造している工場
1.カナダ「ノーススター」キッチン
2.アメリカ「ドッグスター」キッチン
3.カナダ「ニューノーススター」キッチン
中でも最新の設備をそろえている「ニューノーススター」では、国際的な認証のSQFやSFSFによって承認されている「ドッグスター」さえを超えた設備とされています。
現在の製造場所は最新設備の
「New NorthStar kitchens /ニュー ノーススター キッチン」
現在、日本で販売されているオリジンは「ドッグスター」で製造されたアメリカ産と、「ニューノーススター」で製造されたカナダ産の2種類です。
今後「ドッグスター」で製造されたアメリカ産は、在庫が無くなり次第終了となり、「ニューノーススター」で製造されたカナダ産のみとなります。
ただし販売店や輸入経路などによって、「ドッグスター」で製造されたアメリカ産や「ノーススター」で製造されたカナダ産も、購入できる場合もあります。
製造工場の変更については下記のようになっていますが、2017年以前については詳細は不明です。
製造工場の変更
~2017年 カナダ、アルバータ州モリンビル「ノーススター」
2017年~ アメリカ、ケンタッキー州オーバーン「ドッグスター」
2021年~ カナダ、アルバータ州アチソン「ニューノーススター」
輸入元は2021年より「株式会社 Orijen JAPAN」から「有限会社アカナファミリージャパン」に変更
2017年までの、アメリカ産オリジンは「株式会社 Orijen JAPAN」によって輸入されていました。
しかし2021年のカナダのニューノーススターキッチンへの変更に伴って、輸入元が「有限会社アカナファミリージャパン」に変更となっています。
私たちにとっては特に気にすることではないので、参考程度にとどめておいてください。
ちなみに正式なスペルは「orijin」ではなく「orijen」
私たちに全く影響はありませんが、オリジンと言われるとアルファベットで「orijin」と書きたくなりますが、どうやら正式には「orijen」と表記をするようです。
どうでもいい情報ですが私も「orijin」だと思っていたので、皆さんも「へー」と思っていただけると助かります。
2022年チャンピオンペットフーズ社はマース社に買収された
2022年11月にオリジンを製造販売しているチャンピオンペットフーズ社は、マース社によって買収されました。
マース社は「カルカン」や「ニュートロ」、さらには「ロイヤルカナン」なども傘下としている超有名企業。
そんなマースによって、チャンピオンペットフーズ社も同様にマース傘下となりました。
これによってどんな影響が出るかは分かりませんが、チャンピオンペットフーズのオリジンなどはそのまま販売されるのか、それともオリジナルブランドとして新商品が販売されるのかは誰にもわかりません。
今後新しい情報が出たら、追記していきたいと思います。
オリジンのリニューアルに伴う変更の内容
オリジンキャットフードは2021年より「ニューノーススター」で作られたカナダ産へと変更になっています(詳細は上記で紹介)。
そして肝心の内容も、原材料や成分値なども大幅にパワーアップしています。
ここではそんなパワーアップした内容を、変更前の原材料と見比べながら、詳しく解説していきたいと思います。
種類は「キャット&キトゥン(オリジナルキャット)」で解説!
変更① 2017年カナダ「ノーススター」からアメリカ「ドッグスター」
変更前(ノーススター製造)
新鮮骨なし鶏肉(20%)、乾燥鶏肉(15%)、新鮮鶏レバー(4%)、新鮮丸ごとニシン(4%)、新鮮骨なし七面鳥肉(4%)、乾燥七面鳥肉(4%)、新鮮七面鳥レバー(3%)、新鮮全卵(3%)、新鮮骨なしウォールアイ(3%)、新鮮丸ごとサーモン(3%)、新鮮鶏ハツ(3%)、鶏軟骨(3%)、乾燥ニシン(3%)、乾燥サーモン(3%)、鶏レバー油(3%)、鶏肉脂肪(2%)、赤レンズ豆、グリンピース、緑レンズ豆、日干しアルファルファ、乾燥昆布、カボチャ、バターナッツスクワッシュ、ホウレン草、ニンジン、リンゴ、梨、クランベリー、チコリー根、タンポポ根、カモミール、ペパーミントリーフ、ジンジャールート、キャラウェイシード、ターメリック、ローズヒップ、フリーズドライ鶏レバー、フリーズドライ七面鳥レバー、フリーズドライ鶏肉、フリーズドライ七面鳥肉 添加栄養素(1kg中):ビタミンA:15000IU、ビタミンD3:2000IU、E1(鉄):40mg、E2(ヨウ素):3mg、E4(銅):13mg、E5 (マンガン):14mg、E6 (亜鉛):150mg、E8 (セレン):0.3mg-腸球菌NCIMB10415:600×106CFU
「ノーススター」⇒「ドッグスター」
変更後(ドッグスター製造)
新鮮鶏肉、新鮮七面鳥肉、新鮮全卵、新鮮丸ごと大西洋カレイ、新鮮丸ごと大西洋サバ、新鮮鶏レバー、新鮮七面鳥レバー、新鮮丸ごと大西洋ニシン、新鮮鶏心臓、新鮮七面鳥心臓、ディハイドレート鶏肉、ディハイドレート七面鳥肉、ディハイドレートサバ、ディハイドレート鶏レバー、ディハイドレート卵、丸ごと赤レンズ豆、丸ごとピント豆、鶏肉脂肪、新鮮チキンネック、新鮮鶏腎臓、丸ごとグリーンピース、丸ごとグリーンレンズ豆、丸ごとシロインゲン豆、丸ごとヒヨコ豆、天然鶏肉風味、アラスカンポロック油、粉砕鶏骨、鶏軟骨、レンズ豆繊維、塩化コリン、新鮮丸ごとカボチャ、新鮮丸ごとバターナッツスクワッシュ、ミックストコフェロール(天然酸化防止剤)、乾燥ケルプ、亜鉛タンパク化合物、フリーズドライ鶏バー、新鮮ケール、新鮮ホウレン草、新鮮カラシ菜、新鮮コラードグリーン、新鮮カブラ菜、新鮮丸ごとニンジン、丸ごとリンゴ、丸ごと梨、カボチャの種、ヒマワリの種、チアミン硝酸塩、銅タンパク化合物、チコリー根、ターメリック、サルサ根、アルテア根、ローズヒップ、ジュニパーベリー、乾燥ラクトバチルスアシドフィルス菌発酵生成物、乾燥プロバイオティクス発酵生成物、乾燥ラクトバチルスカゼイ発酵生成物
カナダ(ノーススター)からアメリカ(ドッグスター)に代わったときの変更点は、原材料が取れる場所などの変更はありますが、主な変更点は次の2つになります。
- ① 動物性原材料の割合が「85%」から「90%」に変更された
- ② 原材料の「乾燥〇〇」が「ディハイドレート〇〇」に変更された
この2点が大きな変更点となっています。
① 動物性原材料の割合が「85%」から「90%」に変更された
動物性原材料の割合はアメリカ産では、原材料欄では記載されていませんが、パッケージにそのように書かれています。
パッケージの真ん中少し上あたりに記載されている、「90」が動物性原材料の割合になります。
② 原材料の「乾燥〇〇」が「ディハイドレート〇〇」に変更された
2つ目の「乾燥〇〇」が「ディハイドレート〇〇」に変更された点は、原材料の一部で「90℃で乾燥」されていたものが、「FD(フリーズドライ)」によって水分を昇華(乾燥)させる点に変更になりました。
これにより、高温で壊れてしまうビタミンなどの栄養素を、壊すことなくキャットフード内にとどめることができるようになりました。
栄養面では非常に大きな変更点だと思います。
変更前のカナダ(ノーススター)でも「フリーズドライ〇〇」という原材料があるので、明確な違いまでは判りませんが、変更後のアメリカ産では「ディハイドレート〇〇」の記載位置が上位に行った点と、種類が増えた点をふまえて「フリースドライで切る原材料が増えた」のではないかと思われます。
変更② 2021年アメリカ「ドッグスター」からカナダ「ニューノーススター」
変更前(ドッグスター製造)
新鮮鶏肉、新鮮七面鳥肉、新鮮全卵、新鮮丸ごと大西洋カレイ、新鮮丸ごと大西洋サバ、新鮮鶏レバー、新鮮七面鳥レバー、新鮮丸ごと大西洋ニシン、新鮮鶏心臓、新鮮七面鳥心臓、ディハイドレート鶏肉、ディハイドレート七面鳥肉、ディハイドレートサバ、ディハイドレート鶏レバー、ディハイドレート卵、丸ごと赤レンズ豆、丸ごとピント豆、鶏肉脂肪、新鮮チキンネック、新鮮鶏腎臓、丸ごとグリーンピース、丸ごとグリーンレンズ豆、丸ごとシロインゲン豆、丸ごとヒヨコ豆、天然鶏肉風味、アラスカンポロック油、粉砕鶏骨、鶏軟骨、レンズ豆繊維、塩化コリン、新鮮丸ごとカボチャ、新鮮丸ごとバターナッツスクワッシュ、ミックストコフェロール(天然酸化防止剤)、乾燥ケルプ、亜鉛タンパク化合物、フリーズドライ鶏バー、新鮮ケール、新鮮ホウレン草、新鮮カラシ菜、新鮮コラードグリーン、新鮮カブラ菜、新鮮丸ごとニンジン、丸ごとリンゴ、丸ごと梨、カボチャの種、ヒマワリの種、チアミン硝酸塩、銅タンパク化合物、チコリー根、ターメリック、サルサ根、アルテア根、ローズヒップ、ジュニパーベリー、乾燥ラクトバチルスアシドフィルス菌発酵生成物、乾燥プロバイオティクス発酵生成物、乾燥ラクトバチルスカゼイ発酵生成物
「ドッグスター」⇒「ニューノーススター」
変更後(ニューノーススター製造)
新鮮鶏肉 (20%), 生七面鳥肉 (10%), 生の丸ごとニシン (9%), 新鮮鶏内臓 (レバー, 心臓) (6%), 生の丸ごとヘイク (5%), 生七面鳥レバー (5%), 新鮮卵 (5%), ディハイドレート鶏肉 (4%), ディハイドレート七面鳥肉 (4%), ディハイドレートサバ (4%), ディハイドレートイワシ (4%), ディハイドレートニシン (4%), 鶏脂肪 (4%), 丸ごと赤レンズ豆, 丸ごとエンドウ豆, 丸ごと緑レンズ豆, 丸ごとヒヨコ豆, レンズ豆繊維, 丸ごとピント豆, エンドウ豆スターチ, 丸ごと白インゲン豆, ポロック油 (1%), 乾燥ケルプ, 新鮮丸ごとカボチャ, 新鮮丸ごとバターナッツスクワッシュ, 新鮮丸ごとズッキーニ, 新鮮丸ごとニンジン, 新鮮丸ごとリンゴ, 新鮮丸ごと洋梨, 乾燥チコリールート, 新鮮ケール, 新鮮ホウレン草, 新鮮ビートの葉, 新鮮カブラ菜, 丸ごとクランベリー, 丸ごとブルーベリー, 丸ごとサスカトゥーンベリー, ターメリック, オオアザミ, ゴボウ, ラベンダー, マシュマロルート, ローズヒップ 酸化防止剤: 植物油から抽出したトコフェロール: 121mg, クエン酸: 40mg, ローズマリーエキス: 80mg 添加栄養素 (1kgあたり): 3a890 塩化コリン (コリン): 1190mg, 3b606 (亜鉛: 105mg), 3b406 (銅: 11mg) , 3a821 ビタミンB1:12.5mg , 3a825i ビタミンB2: 10mg , 3a314 ビタミンB3: 50mg , 3a841 ビタミンB5: 8mg , 3a831 ビタミンB6: 6.5mg , 3a316 ビタミンB9: 0.75mg , 3a880 ビタミンB7: 0.13mg, ビタミンB12: 0.1mg, 3a710ビタミンK3: 0.5mg, 3a672aビタミンA: 3750 IU, 3a671ビタミンD3: 500 IU, 3a700 ビタミンE: 290 IU, 3a300ビタミンC: 12.5 IU 添加腸球菌: 4b1707 エンテロコッカスフェシウム菌NCIMB 10415 1x10^9 CFU
アメリカ(ドッグスター)からカナダ(ニューノーススター)に代わったときの変更点は、原材料が取れる場所などの変更はありますが、主な変更点は次の3つになります。
- ① 動物性原材料の割合が「90%」から「85%」に変更された
- ② 原材料の「卵」の割合が減り「魚やレバー」の割合が増えた
- ③ 酸化防止剤の「ミックストコフェロール」が減り「クエン酸、ローズマリー」が追加された
この3つが主な変更点となっています。
① 動物性原材料の割合が「90%」から「85%」に変更された
アメリカ産では動物性原材料の割合が「90%」であったものが、カナダのニューノーススター産では「85%」に変更されています。
この変更での影響はほとんど影響ないものと思われますが、一番最初のカナダノーススター製も「85%」となっていることから、原材料などの影響により、そのように調整されているのかもしれません。
もともとが「85%以上」と高い割合なので、健康への影響などはないと考えられます。
② 原材料の「卵」の割合が減り「魚やレバー」の割合が増えた
変更前のアメリカ産では、原材料欄の3番目にあった「新鮮全卵」が、変更後のカナダニューノーススター産では7番目まで減らしてあります。
詳細な成分量はわかりませんが、卵が減った代わりに、そのほかの魚や肉類のどの含有量が増えています。
このことは、whole preyの考えをさらに実現させるために、効果的であると考えられます。
猫にとっても、自然に近い原材料が増えたことはプラス材料と言えそうです。
③ 酸化防止剤の「ミックストコフェロール」が減り「クエン酸、ローズマリー」が追加された
変更前は酸化防止剤の「ミックストコフェロール」が、野菜やフルーツ類の上位の位置に記載されていました。
それが変更後は添加栄養素以外の添加物では、一番下まで位置が動いています。
このことに関しては、単純に「複数の酸化防止剤が効果がある」と考えたためか、あるいは「添加物を複数に分けて、一つあたりの量を減らして、記載する場所を下に持ってくる」ためなのか、などの考えが推測できます。
個人的には後者の「添加物を複数に分けて、一つあたりの量を減らして、記載する場所を下に持ってくる」と考えたため、であると推測します。
やはり酸化防止剤である成分が、原材料欄の中ほどにあるというのは、かなりの量を使用していると考えられ、イメージ的にも良くないと思います。
自然素材を多く使っているオリジンは、おそらく傷みやすいことが考えられ、多くの酸化防止剤が必要なので他思います。
そこで一つあたりの添加量を減らし、複数の添加物に分けることによって、記載位置を下に持ってきた経緯があると個人的には思います。
特別、体に害がある成分ではなく問題はないと思われるので、安心して与えることはできそうです。
成分値の変更は大きな変更点はあまり見られない
アメリカ(ドッグスター産)と現在のカナダ(ニューノーススター産)での成分値の違いは、ネット上にはいろいろな情報が載っているため、残念ながら明確には断言できません。
しかしながら、タンパク質や脂肪などの成分値に関しては、ほぼ同等なので、多いな変更点は無いと思われます。
タンパク質※ | 44.4% |
タンパク質 種類 | 動物性 |
脂肪※ | 22.2% |
炭水化物 | 20%前後 |
「ドッグスター」⇒「ニューノーススター」
タンパク質※ | 44.4% |
タンパク質 種類 | 動物性 |
脂肪※ | 22.2% |
炭水化物 | 19% |
エネルギー量に関しても、正確な情報でないため断言はできませんが、変更前のアメリカ産で「406cal」、変更後のカナダニューノーススター産で「416kcal」となっていて、それほどの大きな変更点は無いと思われます。
カナダ「ニューノーススター産」オリジンキャットフードは全部で7種類
オリジンキャットフードは全部で7種類のバリエーションがあり、主原料の食材や用途別で分かれています。
オリジンの全7種類!
- オリジナルキャット(旧キャット&キトゥンまたはキャット&キティ)
- シックスフィッシュ
- レジオナルレッド
- ツンドラ
- フィット&トリム
- カーディアン8
- キトゥン
海外の商品だけあって、あまり聞きなれない言葉が使われているキャットフード名。
「シックスフィッシュ」のようにイメージしやすい名前から、「ガーディアン8」という名の、カッコイイ守り神みたいな名前まであります。
ここでは個性的な名前も魅力のオリジンキャットフードを、種類ごとの特徴を紹介していきますが、その前に2022年(令和4年)10月に、新しくラインナップが変更となっているので、簡単に紹介します。
2022年(令和4年)に2種類の「新商品」と1種類の「製品名変更」
2022年10月に新商品として、子猫用の「KITTEN(キトゥン)」と成猫用「GURDIAN8(ガーディアンエイト)」が新たに販売を開始しています。
また成分内容や原材料はそのままで、商品名のみ変更となった商品が「キャット&キトゥン」になります。
「キャット&キトゥン」が新商品名「オリジナルキャット」へと変更になり、対応年齢はそのままの「全年齢対応」となっています。
新商品のキトゥンは、現代の子猫に必要な栄養素によりマッチした作りであり、新商品のガーディアン8は、猫の8つの健康に関する悩みに配慮したキャットフードとなっています。
ガーディアン8の「8つのサポート」を紹介
新商品「ガーディアン8」の8つのサポート機能一覧です。
ガーディアン8の「8つのサポート」
- 免疫サポート
天然魚由来のEPAやDHA、フルーツや野菜などの食材由来の抗酸化栄養素で免疫機能をサポートします。 - 消化器の健康
乾燥チコリールートの根や、フルーツ、野菜からの繊維などのプレバイオティクスで消化をサポートします。 - 健康な肌と被毛
天然ポロックのオメガ3が豊富なオイルで、光沢のある被毛と健康な肌をサポートします。 - 心臓の健康
家禽、魚、卵などの動物性タンパク質源に含まれる天然に存在するタウリンで、心臓の健康をサポートします。 - 筋肉の維持
鶏、サーモン、七面鳥などの動物性成分を90%配合し、猫の筋肉の維持をサポートします。 - 関節の健康
天然ポロックに含まれるオメガ3が豊富なオイルで、成猫と高齢猫の関節の健康をサポートします。 - 脳機能を助ける
天然ポロックからのDHAとEPAが豊富なオイル、および家禽と魚からの天然アルギニンで、認知機能をサポートします。 - 目の健康
鶏や七面鳥の肝臓などの動物由来の天然タウリンとビタミンAで、網膜機能をサポートします。
猫の健康のことを考えられた「ガーディアン8」。試してみてはいかがでしょうか。
原材料や成分値は下記で紹介しています。
それでは、オリジンキャットフード7種類を紹介していきます!
ORIGINAL CAT(オリジナルキャット)-旧キャット&キトゥン
放し飼いで育った「チキンや七面鳥」の鶏肉を、主原料としたキャットフードです。
タンパク質※ | 44.4% | カルシウムとリン | 1.4%・1.1% |
タンパク質 種類 | 動物性 | カルシウム:リン (割合/リンを1とする) | 1.27:1 |
脂肪※ | 22.2% | マグネシウム | 0.1% |
炭水化物 | 19% | kcal | 416kcal |
オメガ6脂肪酸 | 3.1% | オメガ3脂肪酸 | 1% |
成分値は、オメガ6脂肪酸の量が子猫用(キトン)以外では最も多く、エネルギー量もオリジンシリーズの中で最も多い「416kcal」。
エネルギー量だけで言えば、高エネルギーを必要とする子猫用(キトン)よりもわずかに高くなっています。
SIX FISH(シックスフィッシュ)
カナダの太平洋沖で水揚げされた「イワシ、ヘイク、サバ、カレイ、メバル、シタビラメ」の6種類の魚を、主原料としたキャットフードです。
タンパク質※ | 44.4% | カルシウムとリン | 1.6%・1.2% |
タンパク質 種類 | 動物性 | カルシウム:リン (割合/リンを1とする) | 1.33:1 |
脂肪※ | 21.1% | マグネシウム | 0.1% |
炭水化物 | 19% | kcal | 407kcal |
オメガ6脂肪酸 | 2.1% | オメガ3脂肪酸 | 2.1% |
成分値は、魚系のキャットフードで多い傾向のオメガ3脂肪酸の量が「2.1%」とオリジンシリーズ内で最も高く、その量は同キャットフードのオメガ6脂肪酸とも同量。
一般的にはオメガ3脂肪酸の量がオメガ6脂肪酸より、同じか少なくなること(オメガ6≧オメガ3)が良いとされているため、ギリ範囲内の割合となっています。
REGIONAL RED(レジオナルレッド)
地域特有の意味を持つレジオナルの名のもと、牧場飼育の「牛肉、イノシシ、バイソン、子羊」などの肉類と、天然のイワシを主原料にしたキャットフードです。
タンパク質※ | 44.4% | カルシウムとリン | 2.1%:1.6% |
タンパク質 種類 | 動物性 | カルシウム:リン (割合/リンを1とする) | 1.31:1 |
脂肪※ | 22.2% | マグネシウム | - |
炭水化物 | 17.5% | kcal | 410kcal |
オメガ6脂肪酸 | 2.5% | オメガ3脂肪酸 | 1.1% |
成分値は、カルシウムとリンの量がオリジンシリーズの最大量が配合されています。
推奨の配合バランスは、リンを1に対してカルシウムが1~1.5まで。レジオナルレッドはカルシウム「1.31」となっているので、量は多めですがバランスは問題ありません。
TUNDRA(ツンドラ)
地下に永久凍土が広がる土地を意味するツンドラ。そういった地域で取れる生の鴨肉・鹿肉、ホッキョクイワナなどの食材を、主原料にしたキャットフードです。
タンパク質※ | 44.4% | カルシウムとリン | 1.9%・1.4% |
タンパク質 種類 | 動物性 | カルシウム:リン (割合/リンを1とする) | 1.36:1 |
脂肪※ | 22.2% | マグネシウム | 0.1% |
炭水化物 | 18% | kcal | 412kcal |
オメガ6脂肪酸 | 2.4% | オメガ3脂肪酸 | 1% |
成分値は、レジオナルレッドに次いで、カルシウムとリンの量が豊富に配合されていて、そのバランスも「1.36:1」と適正値内に調整されています。
高級鳥肉とも言われる鴨肉を使用し、バランスの良い成分値を実現しています。
FIT & TRIM(フィット&トリム)
通常入っている繊維源のほかに、「リンゴ繊維」を追加。魚の使用割合をオリジナルに比べて2割増やした、ヘルシーな原材料を使用したキャットフードです。
タンパク質※ | 46.7% | カルシウムとリン | 1.4%・1.1% |
タンパク質 種類 | 動物性 | カルシウム:リン (割合/リンを1とする) | 1.27:1 |
脂肪※ | 16.7% | マグネシウム | 0.1% |
炭水化物 | 17% | kcal | 371kcal |
オメガ6脂肪酸 | 2.4% | オメガ3脂肪酸 | 1% |
成分値は、オリジナルと比べて肉類の使用割合を2割減らし、魚類を2割増やすことによって、脂肪の量を「16.7%」とオリジンシリーズで最も少なく抑えられています。
繊維の量もオリジンシリーズで一番の多く含まれています※。
※粗繊維 フィット&トリム:6% |ガーディアン8:4%|その他:3%
GURDIAN8(ガーディアンエイト)
猫の8つの悩みを解決するべく、動物性原材料の割合を9割に引き上げ、うさぎ肉やミスカンサス、ビール酵母などを追加したオリジナルキャットフードです。
タンパク質 | 44.4% | カルシウムとリン | 1.4%・1.1% |
タンパク質 種類 | 動物性 | カルシウム:リン (割合/リンを1とする) | 1.27:1 |
脂肪 | 21.1% | マグネシウム | 0.1% |
炭水化物 | 18% | kcal | 398kcal |
オメガ6脂肪酸 | 3% | オメガ3脂肪酸 | 1.2% |
成分値は、突出した特徴はないものの、エネルギー量はフィット&トリムに次いで低い「398kcal」。DHA・EPAもシックスフィッシュとキトン次ぐ3番目に多い「0.35%」です。
脂肪量はオリジナルやツンドラ、レジオナルに比べて低く抑えられていて、オールラウンドタイプのキャットフードとなっています。
KITTEN(キトゥンまたはキティ)
卵を8%配合し、新鮮な肉や魚などの動物性の原材料割合が9割を達成している、子猫専用に調整されたキャットフードです。
タンパク質※ | 44.4% | カルシウムとリン | 1.3%・1% |
タンパク質 種類 | 動物性 | カルシウム:リン (割合/リンを1とする) | 1.3:1 |
脂肪※ | 22.2% | マグネシウム | 0.1% |
炭水化物 | 18% | kcal | 412kcal |
オメガ6脂肪酸 | 4% | オメガ3脂肪酸 | 1.2% |
成分値は、高エネルギーが必要な子猫に併せて「412kcal」に調整され、オメガ6脂肪酸も「4%」と多く配合されています。
原材料を丸ごと使用して、成長に欠かせない成分をまんべんなく含んでいるキャットフードです。
栄養素別に配合量をランキング形式で紹介
ここでは、栄養たっぷりなオリジンシリーズを、栄養素別での配合量を紹介していきます。
オリジン成分値一覧表
種類 | タンパク質 | 脂肪 | 炭水化物 | エネルギー | オメガ6 | オメガ3 | カルシウム※ | リン※ | ※割合 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
オリジナル キャット | 44.4% | 22.2% | 19% | 416kcal | 3.1% | 1% | 1.4% | 1.1% | 1.27:1 |
シックス フィッシュ | 44.4% | 21.1% | 19% | 407kcal | 2.1% | 2.1% | 1.6% | 1.2% | 1.33:1 |
レジオナル レッド | 44.4% | 22.2% | 17.5% | 410kcal | 2.5% | 1.1% | 2.1% | 1.6% | 1.31:1 |
ツンドラ | 44.4% | 22.2% | 18% | 412kcal | 2.4% | 1% | 1.9% | 1.4% | 1.36:1 |
フィット &トリム | 46.7% | 16.7% | 17% | 371kcal | 2.4% | 1% | 1.4% | 1.1% | 1.27:1 |
ガーディアン 8 | 44.4% | 21.1% | 18% | 398kcal | 3% | 1.2% | 1.4% | 1.1% | 1.27:1 |
キトゥン | 44.4% | 22.2% | 18% | 412kcal | 4% | 1.2% | 1.3% | 1% | 1.3:1 |
タンパク質
タンパク質が最も多いのは「フィット&トリム」です。
少ないのは「フィット&トリム以外」です。
種類 | タンパク質 |
---|---|
フィット&トリム | 46.7% |
オリジナルキャット | 44.4% |
シックスフィッシュ | 〃 |
レジオナルレッド | 〃 |
ツンドラ | 〃 |
ガーディアン8 | 〃 |
キトゥン | 〃 |
通常であれば名前が「フィット&トリム」なので、タンパク質は低いイメージですが、オリジンシリーズにおいてはフィット&トリムが一番少なくなっています。
要因としては、「炭水化物を増やさずに脂肪量を減らす」というこだわりにあります。
一般的なキャットフードでは、ダイエット向けなどの商品はタンパク質と脂肪量を減らし、炭水化物量が多くなる傾向があります。
しかしオリジンでは、猫の食性に合わせた「動物性原材料」をこだわりを持って使用しているため、穀類などの炭水化物を増やすという選択肢はありません。
その結果、エネルギー量を落とすために、より高エネルギーを蓄えいる「脂肪量」を減らし、タンパク質を多めとした調整をしていると考えられます。
脂肪量
脂肪量が最も多いのは「オリジナルキャット」「ツンドラ」「レジオナルレッド」、そして「キトゥン」です。
少ないのは「フィット&トリム」です。
種類 | 脂肪量 |
---|---|
オリジナルキャット | 22.2% |
レジオナルレッド | 〃 |
ツンドラ | 〃 |
キトゥン | 〃 |
シックスフィッシュ | 21.1% |
ガーディアン8 | 〃 |
フィット&トリム | 16.7% |
脂肪量はほとんどの種類で、それほど大きな違いはありませんが、「フィット&トリム」だけ少なめの「16.7%」となっています。
脂肪量で選ぶ場合は、フィット&トリム以外は特に気にする必要はなさそうです。
オリジンシリーズでは、脂肪量以外の成分値を総合的に判断して、選ぶことが正しい選び方と言えそうですね。
炭水化物量
炭水化物が最も多いのは「オリジナルキャット」と「シックスフィッシュ」です。
少ないのは「フィット&トリム」です。
種類 | 炭水化物量 |
---|---|
オリジナルキャット | 19% |
シックスフィッシュ | 〃 |
ツンドラ | 18% |
ガーディアン8 | 〃 |
キトゥン | 〃 |
レジオナルレッド | 17.5% |
フィット&トリム | 17% |
炭水化物量はオリジンシリーズの場合は、どの種類も少ないため、特に気にする必要はありません。
オリジンシリーズは、動物性原材料を約8割~9割の割合で使用しているため、穀類などの使用はほぼなく、炭水化物量は少なめとなっています。
エネルギー量(kcal)
炭水化物が最も多いのは「オリジナルキャット」です。
少ないのは「フィット&トリム」です。
種類 | エネルギー量 |
---|---|
オリジナルキャット | 416kcal |
ツンドラ | 412kcal |
キトゥン | 〃 |
レジオナルレッド | 410kcal |
シックスフィッシュ | 407kcal |
ガーディアン8 | 398kcal |
フィット&トリム | 371kcal |
フィット&トリムが控えめとなっていて、減量目的や肥満防止などに一番有効になりそうです。
ガーディアン8はちょうど中間あたりのエネルギー量で、室内飼いの猫にも合いそうな、エネルギー量となっています。
とは言っても、どれも高エネルギー量なので、与えすぎには注意が必要なようです。
オリジンキャットフードの原材料の評価と安全性
オリジンキャットフードを代表して、「オリジナルキャット」の原材料にピックアップして、原材料の内容を解説していきます。
「オリジナルキャット」原材料の内容
新鮮鶏肉 (20%), 生七面鳥肉 (10%), 生の丸ごとニシン (9%), 新鮮鶏内臓 (レバー, 心臓) (6%), 生の丸ごとヘイク (5%), 生七面鳥レバー (5%), 新鮮卵 (5%), ディハイドレート鶏肉 (4%), ディハイドレート七面鳥肉 (4%), ディハイドレートサバ (4%), ディハイドレートイワシ (4%), ディハイドレートニシン (4%), 鶏脂肪 (4%), 丸ごと赤レンズ豆, 丸ごとエンドウ豆, 丸ごと緑レンズ豆, 丸ごとヒヨコ豆, レンズ豆繊維, 丸ごとピント豆, エンドウ豆スターチ, 丸ごと白インゲン豆, ポロック油 (1%), 乾燥ケルプ, 新鮮丸ごとカボチャ, 新鮮丸ごとバターナッツスクワッシュ, 新鮮丸ごとズッキーニ, 新鮮丸ごとニンジン, 新鮮丸ごとリンゴ, 新鮮丸ごと洋梨, 乾燥チコリールート, 新鮮ケール, 新鮮ホウレン草, 新鮮ビートの葉, 新鮮カブラ菜, 丸ごとクランベリー, 丸ごとブルーベリー, 丸ごとサスカトゥーンベリー, ターメリック, オオアザミ, ゴボウ, ラベンダー, マシュマロルート, ローズヒップ 酸化防止剤: 植物油から抽出したトコフェロール: 121mg, クエン酸: 40mg, ローズマリーエキス: 80mg
良い内容の物から、少し気になる原材料まであります。決して健康に害があるわけではないですが、あえて厳しい目で原材料を調査してみました。
結果、オリジンキャットフードの気になる原材料とその特徴は、全部で6種類ありました。
- 新鮮、生を中心とした主原料
- 獲物全体をイメージした丸ごと仕様
- 栄養素を閉じ込めたディハイドレート
- 摂りすぎに注意が必要な乾燥ケルプ
- 着色料にも使えるターメリック
- 3種類使用されている酸化防止剤
① 新鮮、生を中心とした主原料
新鮮、生と書かれた原材料が全46種類中17種類存在し、その割合は約37%。
ディハイドレート(乾燥、フリーズドライなど)の原材料を抜いた、肉・魚類の主原料の中では、7種類中7種類の主原料が新鮮、生であり、その確率はほぼ100%にもなります。
要は主要な肉・魚類の原材料のほとんどが、「新鮮または生」の原材料を使用しているということです。
公式サイトには動物性原材料のトップテンが新鮮、生であるという説明もあります。
いかに原材料の品質にこだわり、新鮮な原材料を使用しているかが分かります。
② 獲物全体をイメージした丸ごと仕様
野生の動物が獲物を捕らえて、骨や内臓などを丸ごと食することを、英語の全部や丸ごとを意味する「whole(ホール)」と、獲物を意味する「prey(プレイ)」を組み合わせて、「whole prey」と表現することがあります。
オリジンでは、この野生で丸ごと食する「whole prey」という行動をキャットフードでも再現するために「ホールプレイ比率を上げる」ことを実施しています。
そのため、原材料の中で添加物を抜いた39種類中16種類の原材料に「丸ごと」の表記がされています。
このことはオリジンが猫の野生での食生活を、キャットフード内で再現していると言えます。
③ 栄養素を閉じ込めたディハイドレート
ディハイドレートとは、「乾燥させた」や「フリーズドライ」などの状態の食材のことを指し、オリジンにおいて「FD(フリーズドライ)」のことを指します(公式サイトより)。
ディハイドレート食材のメリットは、栄養素を壊しにくく水分も少ないため、無駄なく栄養素を取り込むことができるとされています。
そのディハイドレート原材料を、肉・魚類13種類の中で5種類、約38%の割合で原材料として使用しています。
あまり日本では見慣れないディハイドレート食材ですが、栄養素満点の効率のいい原材料と言えそうです。
④ 摂りすぎに注意が必要な乾燥ケルプ
ケルプは海藻の一種で、海藻類の多く含まれている「ヨウ素(ヨード)」も含まれています。
ヨウ素を過剰摂取すると甲状腺ホルモンが作られなくなり、健康に害をきたす場合があります。
また人間では妊娠中のヨウ素の過剰摂取、または欠乏は、胎児への先天性の病気であるクレチン病(先天性甲状腺機能低下症)を招くことがあります。
猫も同様なことが起こり得る可能性があるため、甲状腺疾患(甲状腺機能亢進症・甲状腺機能低下症など)を持つ猫や、妊娠中などの猫には控えるようにしてください。
要素は必須微量ミネラルでもあることから、必要な栄養素ではありますが、取りすぎには注意が必要になります。
通常に食べる分には問題は無いかもしれませんが、愛猫の状態を踏まえて、判断するようにしましょう(獣医師に相談も○)。
⑤ ターメリックは着色料にも使える
ターメリックは添加物として正式に認められてはいますが、猫にとって着色料は不要のため、できれば無いほうがより安心して与えることができます。
着色料以外にも、香辛料として使用されるとこもあるため、ターメリックを使用している用途は正式にはわかりません。
また、ターメリック含有サプリメントの摂取に関連した人の、肝臓毒性が27件報告もされています(ターメリック含有サプリメントについて|nihs.go.jp)。
着色料などを使用したキャットフードを避けたい方には、オリジンキャットフードは不向きと言えそうです。
⑥ 3種類使用されている酸化防止剤
オリジンキャットフードは酸化防止剤として「トコフェロール」「クエン酸」「ローズマリーエキス」を採用しています。
このこと自体は特に問題はありませんが、キャットフードの中にはあまり酸化防止剤を使用していない商品もあるため、オリジンは傷みやすいなどの懸念点が出てきます。
おそらく原材料を新鮮な状態などで使用されているため、その新鮮さ半面、傷みやすさが付きまとっているのかもしれません。
特別健康に害がある訳ではないですが、完全無添加のキャットフードを探している方には少し不向きで、選ぶ際は原材料などをよく確認したうえで、購入するかを判断する必要があります。
オリジンキャットフードの口コミ評判を調査!
オリジンキャットフードの口コミ評判は、全体を通して「食いつきがいい」「ウンチの状態がいい」などの良い口コミが8割程度を占めていました。
そのほかにも「毛ヅヤが良くなった」などの良い影響もあり、良い評価となっています。
ただ、悪い口コミの中に、少し気になる口コミや、商品には直接関係はないが"気になる口コミ"もありました。
良い口コミと悪い口コミに分けて紹介していきます。
良い口コミ
便の状態や毛ヅヤの状態がオリジンを食べてからよくなりました。原材料も安心できるものなので、これからもメインフードはオリジンで決まりです。
穀類を含まず、肉が主体のこのキャットフードが大好きです。唯一の欠点はネットショップで売れ切れてしまうことが残念です。
家の猫は結構偏食で、チュールでも1種類しか食べませんが、Orijen(オリジン) キャットフード キャットは喜んで食べます。
食欲をそそる香りのようで食いつきがすごいです。うんちはしっかりとした健康な状態です。香りはまぁ…笑。毛並みも艶々で目やにもかなり少なくなりました。体重あたりの給餌量が他社製品より少ないので、食欲旺盛な我が子はあっという間に太ってしまいそうです。
悪い口コミ
もともとお腹の弱い猫にと思い、与えてみました。食べてくれるのですが、1ヶ月ほどで首の周りが禿げてしまいました。大量の抜け毛を飲み込んでしょっちゅう吐くようにもなり…。獣医さんによると、皮膚病ではないので、フードが合わない可能性があるとの診断でした。
オリジンを1袋食べさせてみたげど、ウンチの匂いがすごい、それで、涙やけも酷くなりました。
目の周りは毎日黒くて涙やけが取りにくいです。残念です。
オリジンを与えてから、今までなかったあごの下ににきび(黒い粒粒が出てきたので医師に診てもらいました)、口臭が酷くなりました。
とあるショップから届く商品は、少しだけ安いですが賞味期限間が近い商品が届くので注意をしてください。賞味期限が短い旨の説明は商品ページには一切記載されてません。
口コミまとめ
オリジンキャットフードの口コミ評判は、全体を通して「食いつきがいい」「ウンチの状態がいい」などの良い口コミが8割程度を占めていました。
そのほかにも「毛ヅヤが良くなった」などの良い影響もあり、良い評価となっています。
ただ悪い口コミの中に、少し気になる口コミがチラホラみられました。
件数は多くないですが、「毛が抜ける」や「涙や毛がひどくなった」など、猫の体に異常が出てきたという口コミです。
他にも「あごニキビが増えた」、「ウンチが臭くなった」などもありました。
これらの原因は、もしかしたら「多種多様な原材料を丸ごと使用している」点にあるのかもしれません。
日本で一般的に売られているキャットフードには、あまり入っていない部位がオリジンにはあり、その影響で、ごく一部の猫ちゃんに「アレルギーまたは体調変化」が起きているのかもしれません。
これはあくまで個人的意見なので、あまり参考にならないかもしれませんが、心配な方は別の種類のキャットフードを選ぶようにした方が良いかもしれません。
ただ件数は少なく1割以下の猫ちゃんに起きていることなので、そこまで気にしなくていいと思いますが、もし起きてしまったら「種類を変える」ことで改善するかもしれません。
要は「特定の部位または動物で反応」しているだけの可能性があるので、オリジンの中でも多数の種類があるので、別の原材料を使用した種類を試してみてください。
そうすれば愛猫に合ったフードがきっと見つかるかと思います。
最安値を調査!公式・Amazon・楽天・正規販売代理店
オリジンキャットフードの中から、「オリジナルキャット」をピックアップして調べました。
Amazon | 楽天市場 | ||
---|---|---|---|
通常価格 | ー | 1.8kg 7,227円 5.4kg 16,000円 | 340g 1,584円 1.8kg 7,227円 5.4kg 17,820円 |
定期価格 | ー | 1.8kg 6,866円 5.4kg 16,000円 | ー |
送料 | ー | 2000円以上で無料 | ショップによる |
調べた結果「Amazonでの定期購入」が一番お得となっています。
しかし、取り扱っている種類が安定していないようで、ショップによっては340gが無かったり、並行輸入品であったりして、どれが正規品か分かりづらかったりします。
また正規販売代理店でも2種類しか販売していなく、供給(輸入)が安定していないと思われます。
海外産のため時期によって、輸入が安定しない時や価格が変動している時があるのかもしれませんので、購入する際には、自分の目で価格や正規品化をよく確認してから購入するようにしてください。